ヘパリン類似物質 ヒルドイド で効果的保湿スキンケアと副作用 < heparinoid / hirudoid / skincare >
*美肌スキンケアにヘパリン類似物質を*
こんにちは、最近の爆発的人気のあれです。
ヘパリン類似物質で肌質改善
特に乾燥肌の肌荒れを改善する治療成分として使用されています。
この成分自体は長年利用されていて歴史も長いものです。
もともとヘパリンと呼ばれるものは肌に存在しています。
そのヘパリンに類似する物質として、スキンケアに外からアプローチするために利用します。
主な機能は血行促進・抗炎症・保湿の3つです。
この3つの作用で肌の内側から乾燥を改善していくことが期待されています。
肌の本来の保湿性能を新陳代謝を高めるレベルで刺激するため、一時的な外的保湿ではなく、乾燥肌が原因の肌荒れを根本から改善することが特徴として期待されているのですね。
美肌スキンケアにヘパリン類似物質
肌トラブルは様々あります、しかし根本の原因は乾燥である場合が多いのです。
皮膚の乾燥はバリア機能を低下させ、いわゆる肌荒れの大きな原因です。
例えば乾燥から来る摩擦がシミやシワに原因になったり、乾燥で肌ストレスでの刺激や皮脂バランスが崩れてニキビ(吹き出物・大人ニキビ)になったり、ハリやツヤがなくなって老化肌の原因になったりします。乾燥によってターンオーバーも乱れくすみにもなります。
つまり、乾燥を改善することによって、にきびやシミやシワやくすみを防ぎ、ツヤとハリのある美白美肌に近づく効果が期待できます。
乾燥対策に他にスキンケアで利用されるものがあります。
肌を油分でコーティングするワセリン、肌表面の成分であるセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸を補給する化粧水や乳液、美容液やクリームとあります。
それぞれスキンケアに興味がある方は聞きなれていると思います。
ではヘパリン類似物質はこれらと主にどこが違うのでしょうか。
ヘパリンという成分自体は人の肌細胞の比較的深いところにあり、表皮ではなく真皮エリアに存在します。
そのヘパリンに似た成分であるヘパリン類似物質は、肌の深いところに成分的にアプローチをして、肌の修復を助け内部から保湿力を高め乾燥を防ぐことが期待できるのです。
使い分けとしては、もとの肌質を改善するヘパリン類似物質で肌の性質自体を良い方向に助け、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸で肌の潤いをサポートし、ワセリン等のオイルで水分が蒸発しにくいようにカバーする、というこになります。
処方薬ヒルドイド(ヒルロイド)で美肌とは
ヒルドイド、これはヘパリン類似物質を調べると出てくるのですが、一体何なのでしょうか?
答えは皮膚科の処方薬です。皮膚病等の際に肌に塗る外用薬ですね。
お医者さんにヒルドイドの処方箋を書いてもらって、保険証を使って薬局で処方薬として購入するものです。
つまりヘパリン類似物質を含んだお薬の商品名となります。
こちらはお薬になりますので、いわゆる化粧品でのスキンケアとは違います。
治療すべき症状があり、それを直すためには多少の副作用も許容するものになります。
これはどんなお薬でもそうですが、他に副作用などの影響があっても、病気や怪我の治療が優先だから、ということです。
ヒルドイドは具体的には、しもやけや血栓やアトピー等の関連症状があるときに医師の判断で処方されます。
もちろん美容目的ではなく治療目的ですね。
ヒルドイドの特徴はヘパリン類似物質を含んでいることです、それにより血行促進と抗炎症と保湿をして、症状を緩和・治癒させます。
具体的に血行促進とは、もともとの血液の凝固作用を阻害することです。
私たちは怪我で出血をしたときには、止血をし、回復してくるとかさぶたになります。
それは血には体の保護機能として固まる成分があるからです。
その成分の邪魔をして血が固まらないようにする、さらさらな状態にさせることで、つまり血行促進に効果としています。
他に抗炎症作用があります、ただこれは他の抗炎症作用がある有名な成分に比べて強いものではないようです。
では薬としてのヒルドイドの副作用は何でしょうか?
それはかゆみや赤みの発症です。
肌に塗布するとその部分が痒くなったり赤くなったりする場合があります。
そして重要な注意点は、血行促進作用つまり血液凝固阻害作用にあります。
つまり、出血が止まりにくくなります。
ケガをして血が出ている箇所にはつかないようにしましょうということですね。
あくまで医師判断の処方薬なので使用時の注意点はきちんと確認しましょう。
ちなみにこの肌の美容に良さそうだという印象から、皮膚科でヒルドイドを出してもらいたいという人が爆発的に増えています。
結果、医療費問題として発展しています。
医療保険の適用でヘパリン類似物質を含んだ商品が手に入るとして横行し、国の医療費圧迫で問題視されています。
何より問題なのは、美容目的での処方は違法であるということです。
ヒルドイドを美容目的で使用し美肌を目指すのはオススメ出来ない
まず前提として、医師が美容目的で処方薬の処方箋を書くこと自体が違法です。
そしてヒルドイドの大量処方で日本の医療費問題になっていて、本当に皮膚病などで治療目的で必要な人が手に入りにくくなるかもしれない可能性があり、精神的にもよくありません。
そのことを認識した上で、肌へのメリットとデメリットの話です。
メリットはヘパリン類似物質の乾燥肌の肌荒れ改善です。
大切なのはデメリットの部分です。
それは副作用の痒み赤みの発症と添加物です。
そもそも薬ですので、美容的観点から開発されていません。
スキンケアに興味がある方は特にここに気を付けましょう。
有効な成分のヘパリン類似物質は内容物の一部であり、ほとんどは形状を整えるための添加物です。
ヒルドイドと他にも近似薬品はありますが、基本的に添加物には有効成分を浸透させるための物質が多く含まれています。
これは肌のバリア機能を壊して浸透させるためのもので、合成界面活性剤や高級アルコールや塩酸系の成分です。
これらはもちろん肌に良くはなく、出来れば避けたいものです。
普通に化粧水を選ぶときにも合成化学物質やアルコールが入っているものを気にして避ける場合も多いでしょう。
それと同じ意味合いです。
薬としてはそのデメリットも治療のためには受け入れられるけれど、ということです。
*美肌スキンケアのために合成化学物質を避けた方が良い
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さて、ここまでのことを確認した上で、ヘパリン類似物質を含んだ市販品はどうなっているのでしょうか?
より身近なドラッグストアや薬局などで実際のスキンケア製品を手に取り見てみるとよりわかりやすいでしょう。
ヘパリン類似物質の市販品とは
きちんと肌への影響の考慮がされているものが多いです。
ヘパリン類似物質を使ってみたいという方は、薬局やドラッグストアやAmazonなどのネット通販で確認してみましょう。
大きなメリットは、スキンケア成分が考慮されていることとヘパリン類似物質の副作用を抑える工夫をしてあることです。
まずヘパリン類似物質は乾燥肌の改善に効果が期待できますが痒みや赤みが出る副作用が懸念されます。
そこで市販品にはかゆみ止めの成分がちゃんと含まれています。
そして抗炎症作用のグリチルリチン酸ジカリウムも一緒に配合されているものが多いです。
ヘパリン類似物質にも一応は抗炎症作用があるとされていますが、効果は比較的弱いので、抗炎症作用のしっかりしたグリチルリチン酸ジカリウム(2K)を入れて炎症を抑える効果を高めています。
他に保湿成分やプラスアルファでスキンケアに有効な成分を配合されているものが多いためオススメです。
色々なメーカーから出ていますが、ローションやクリームなど形状も様々です。使いやすいものを選べますね。
具体的には、ピアソン・ヘパソフト・サイキ(saiki)・HPなどがあります。
手指の乾燥やひび割れやあかぎれなど、症状の緩和に良いので困っている方は試して見てください。
成分的にはグラクソ・スミスクラインのHPローションが最も良い印象です。
ヘパリン類似物質の効果で乾燥を改善し肌荒れしにくい綺麗な肌に期待が出来ますね。
ローションやクリーム、スプレーなどご自身にあった使い方で使用できます。
*乾燥肌荒れにヘパリン類似物質を有効活用しましょう*
続く
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